One One Healing

「今から十数年前、最愛のパートナーとの突然の別れを体験しました…。
わたしと同じように愛する命を失った方たち…
そして、誰しもに必ず訪れることですが、人生の終焉のときをむかえようとする人たち
今、そのようなことにむかいあわざるをえない方たちに
わたしは自らのささやかな気づきを伝えたい…。」

その気づきはほんとうの癒しをもたらすものとして、
そこからたくさんのいとしき楽曲が生み出され、人知れず人々を癒しました。
数年前…MARTHの大切な友人が愛犬であるナナとの突然の別れをむかえました。
彼女にとってナナは家族をこえた存在でした。
それは大変なかなしみであり、なくしてもなお いとしさがいっそう募っていくものでした…。

ともにいられるなら もうほかにはなにもいらない…
そのフレーズがテーマとしてすべての曲の根底に流れています。
聴くほどに思い起こされるのは、ともに過ごした ひだまりにつつまれているようないとしき日々…。
ほんとうにほしいもの 大切なものは特別なことではなく、
ただ…ともにいきれること…
こみあげてくるなみだとともにそんな想いがこよなくいとしいのです…。